Jess Gillam  ジェス・ギラム

イギリス・カンブリア州ウルヴァーストン出身。
2016年に『BBC Young Musician of the Year』のファイナリストとなって以来、いまイギリスで最も注目される若手演奏家の一人。2018年にはBBC Promsの華々しい最終夜「The Last Night of the Proms」に出演。ソリストとして、サー・アンドルー・デイヴィス率いるBBC交響楽団とD.ミヨーの《スカラムーシュ》を演奏、バリトン歌手ジェラルド・フィンリーとの共演に加え、同日に行われたハイド・パークでの「Proms in the Park」にも出演。さらに同年、サントゥ＝マティアス・ロウヴァリ指揮・ヨーテボリ交響楽団との共演で国際的なデビューを飾り、その後もタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団、アールガウ・フィルハーモニー管弦楽団と共演、2019年にはワシントンD.C.にあるフィリップス・コレクションのリサイタル・シリーズでアメリカ・デビュー。
また、英国各地ではBBCフィルハーモニック、BBCコンサート・オーケストラ、ロイヤル・ノーザン・シンフォニア、マンチェスター・カメラータと共演。さらにテレビやラジオでのプレゼンターも務めており、『BBC Young Musician』の40周年を記念するドキュメンタリーや、BBCラジオ4の番組『Today Programme』にレギュラー出演を果たした。
2018年5月にDecca Classicsと録音の契約を交わし、英国レコード産業協会主催の「Classic BRIT Award 2018」において受賞、「The Times Breakthrough Award」にノミネート、またその音楽への貢献に対して、2021年には英国女王誕生記念叙勲（The Queen's Birthday Honours List 2021）においてM.B.E.を授与された。
現在、ロイヤル・アルバート・ホールのアーティスト・イン・アソシエーションを務めるほか、故郷ウルヴァーストンでコンサート・シリーズを主催し、世界中から才能溢れるアーティストを招聘している。
YANAGISAWAアーティスト。