Quatuor Ellipsos エリプソス四重奏団
[S.Sax.:Paul-Fathi Lacombe(ポール=ファティ・ラコンブ)、A.Sax.:Julien Bréchet(ジュリアン・ブレシェ)、T.Sax.:Sylvain Jarry(シルヴァン・ジャリ)、B.Sax.:Nicolas Herrouët(ニコラ・エルエット)]
2004年、フランス・ナントで結成。パリ国立音楽院にて、ポール・メイエ、エリック・ル・サージュら各氏の指導を受ける。
2007年、FNAPEC国際室内楽コンクールにおいて満場一致で第1位を獲得。その後、同コンクールにおいて最も優れた管楽器アンサンブルに贈られる「エリプソス賞」が創設されることとなった。
古典作品から現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、これまでに、ペイ・ド・ラ・ロワール国立管弦楽団、リヨン国立管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、メス国立管弦楽団をはじめ、マリー=ジョゼフ・ジュード、ゴルダン・ニコリッチ、エリック・ル・サージュ、フランク・ブラレイ、マヌ・ディバンゴなど多くのアーティストと共演。
レコーディングにも積極的で、これまでに受賞作を含む7枚のアルバムをリリース。最新作はフランスを代表するオルガニスト兼作曲家のティエリー・エスケシュと共演した『Fusion』(NoMadMusic, 2023)。
現在、フランスで最も多くのラジオやテレビに出演するサクソフォーン・カルテットでもあり、2020年には、サクソフォーン・カルテットとして初めて、クラシック音楽賞(Victoires de la Musique Classique)で「アンサンブル・オブ・ザ・イヤー」に選出。
また、2018年から呼吸器疾患との闘いに取り組む「Fondation du Souffle」のアンバサダーも務め、重要な芸術イヴェントをこの目的のために捧げている。
2023年、2024年には「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」に招聘され、来日。
2024年よりYANAGISAWAアーティストとなり、ヤナギサワのシルヴァーソニック・モデルによるカルテットとして、より注目を集めている。
ご使用楽器・アクセサリー
S.Sax.: S-WO37GP |
A.Sax.: A-WO37GP |
T.Sax.: T-WO37GP |
B.Sax.: B-WO30BSB |
コメント
2023年、東京・板橋区のヤナギサワの工場で実際に楽器を吹き、恋に落ちました。4人で話した結果、ヤナギサワサクソフォーンは僕らのカルテットにぴったりなのではないかという結論に達しました。いま使っているシルヴァーソニック+金メッキの楽器は、20年以上続けてきた私たちのカルテットに、まったく新しい音をもたらしてくれたのです。それは新しい未来も意味していて、この楽器であれば、これからいろいろな新しいことを見つけられると感じました。それほどポテンシャルの高い楽器です。 |
Links
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CD、DVD、著書
Fusion - live in Dresden 【NMM110】(NoMadMusic, 2023) |
Saxophonie 【NMM088】(NoMadMusic, 2021) |
United Colors 【NMM047】(NoMadMusic, 2018) |
Sax & Gospel (2017) |
Bolero 【GEN14543】(GENUIN classics, 2014) |
Peer Gynt (2009) |
Medina (2007) |
メディア掲載・出演
Band Journal(2024年10月号) 【表紙 & SPOTLIGHT】 サクソフォンカルテット エリプソス四重奏団 |